年始からまったく……




2005 年 1 月 2 日(日)
御前崎千浜東
晴れ
Sail:CORE 5.3(NEIL PRYDE)->Expression 6.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260



 年末にセミドライを買いそこねてしまった。
 売り切れてしまっていたのである。まいった。これから冬本番だというのにだ。いっそのこと春先まで冬眠することも考えた。お腹の脂肪を見た。そうもいかないようだ。
 イワモトのホームページを見ると、セミドライのXLが一着、売れ残っていたので、速攻でメールを入れ、購入。元旦か、2日に取りにいくつもりだった。元旦、2日ともに吹きそうだ。行くしかないだろう。それを嘲笑うように、31日に積雪。首都高と東名高速の東京ー沼津間が通行止になってしまった。東京ー沼津間ということは平行して走っている国道246も積雪している可能性が高い。
 元旦は身動きできなかった。
 が、交通情報をチェックしていたら夜には通行止は解除になった。


 夜通し走り、御前崎――というか、遠州灘に到着。
 ほんのちょっと仮眠をとってからショップイワモトへ。
 雑誌やホームページの写真の印象でかなり広いのだと思っていたが、想像よりは広くなかった。
 朝一、他の客がいないうちに用事をすませる。かねてより懸念の NG ACP 255 のデルリンも見てもらうことに。穴が広がってしまっているとのことで、固定することに。デッキパッドが剥げてしまっているのもリペアしてもらう。すべて作業は石井プロがやってくれた。恐縮することしきり。セミドライの着方も教わる。今までのセミドライと同じだと思っていた。全然、ちがっていた。背中のチャックが普通のウェットスーツのジッパーだったのには驚いた。
 イワモトをあとにして海へ。菊川プール脇、三浜と回ったが、駐車場は満杯だった。
 千浜東へ行ってみる。さすがにここは空いていた。ここで乗ることにして海を見にいってみるが、朝方よりも大分、風が落ちてきている。それでも沖合いに白波が見えるので、迷いつつ、5.3m2を張る。板は NG ACP 260。張っているとき、一瞬、マストのトップ付近が気になり、チェックする。予感があったのかもしれない。もっともかなり使いこんでいることはたしかだ。


 5.3では風は足りなかった。
 それでもインサイドに戻ってくるとき、うねりに乗せてプレーニング。ビーチにあがってブームを下げ、再出艇したが、今度はプレーニングできず。風下へ流された。
 出艇場所に戻ると、ビーチに上がってくるセイラーを注視する。見覚えのある姿だった。I附さんであった。聞くと、菊川からここまで下ってきたのだ、という。もちろんぼくとはちがって意識的な行動だ。菊川は混みすぎだという。
 風はまた、落ちてきているようだった。
 5.7m2を張り直そうか、どうしようか、迷う。
 とりあえず、フィンを大き目のものにかえてみる。
 それでビーチスタートしようとするが、果せず。風が足りない。思って以上にセイルに手応えがない。へんだな、と思ってリグを見ると、マストのトップ付近が折れていた。


 どうして折れたのか、全然、身に覚えがなかったが、帰りにイワモトで見てもらったところ、鎌田プロいわく。トップが砂に刺さったのではないか、とのことだった。たしかに波打ち際でどたばたしていたからな。いずれにせよ、マストがだいぶ劣化しているとのこと。寿命だったのだろう。


 マストが折れたということは張れるセイルは 4,1、4.7、6.7。もちろん、無理すれば、5,3も5.7も張れるが、風は本当になくなってきている。6.7をセットした。
 風がないせいか、新しいセミドライのおかげか、あまり寒くなかった。
 6.7でもあまりプレーニングしない――というか、板をうまく走らせることもできない上、プレーニングしてもうまく上らせることができない。このあたりはコンディションというよりあきらかに腕だ。おかげでがんがん流される。
 風は夕方に近づくにつれ、少しずつ戻ってきた。
 いつ、6.7で不能なコンディションになるか、と緊張していたけれど、海から上がった四時くらいまではそんなことはなかった。
 それにしてもへただ。
 自分のへたさ加減を思い知らされた一日だった。
 I附さんが波がない〜っ、と嘆くほど、フラットだったが、それにもかかわらずインサイドのターンがへっぴり腰になっていて自己嫌悪。へっぴり腰なのでセイルも引きこめず、沈するばかり。いわんやレイルを返すなど。
 しかも体力がなくなっているため、ビーチにあがると足の筋肉が攣る寸前のように小刻みに痙攣してしまっていた。


 帰りに寄ったイワモトでマスト――イジーのスキニーを購入。
 へたくそなくせに、大出費だ。


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Takehiro Yamada