
題未定
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2003 年 4 月 19 日(土)
逗子海岸
晴れのち、曇り
Sail:ZONE 4.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 255->WAVE265(MISTRAL)
鎌倉材木座の県営駐車場は満車だった。
海を見ると、セイルサイズは 5 〜 4 後半という感じ。引き潮のためか、波はない。空くのを待っている車の列のうしろにつけたものの、十台近くが中にはいれてのちだ。
うーん。
逗子、あるいは長浜へと移動することを考える。情報を集めようとしてみたが、何も集まらない――面倒になった。逗子へと移動。幸い駐車場に空きがあった。速攻でいれて海へ。思ったよりも左からのクロスオンの風は強い。砂が舞っている。NG がだせそうだ。セイルは 4.7 をチョイスした。砂浜で風にあおられながらセッティングしているうちにも風は強くなってきている。
晴れているせいもあって気温は高い。ドライスーツは暑かろう。スプリングを着ることにした。
なんとかセッティングを終えて駐車場へ戻ると、T社のN島さんがきたところだった。逗子はN島さんのホームゲレンデだということは知っていたけれど、普通の時間貸の駐車場に車をいれるとは意外だった。
売りにだしているフォーミュラのことなどを聞かれる。
風はかなり強い。
乗れなかったら 4.1 にセイルチェンジするしかないな、と思いつつ、出艇。なんとか乗れる。二往復したところで板が走らなくなった。風が落ちたのだ。ビーチにあがってすぐさま、浮力のある WAVE 265 をひっぱりだしてくる。
WAVE 265 + 4.7 で一往復。
それでおしまいだった。
風がたりなくなる。しばらくブローをひろうなどして粘るが、まったくプレーニングしなくなってしまった。うっそおっ。
昼飯をくって時間を潰し、風があがるのを待つが、だめ。風はどんどん落ちている。6.2 を張ってもはたしてプレーニングできるかどうか――というところまで。待っても風があがる気配はない。それでも西側の浜あたりではけっこうウィンドが出艇している。波をつかってフロントサイドのリッピングをしているセイラーがいた。オンショアなのにうまいもんだな、と思っていたが、もしかしたらそのあたりだけすでに風がサイドにふれていたのかもない。それというのも、セイルをかえようと、6.2 をもって戻ってきてあまりの風のなさに呆然としているうちに、はいりはじめたブローがサイドオフだったからだ。かなりガスティだが強いブローだった――それにしても逗子でサイドショアとは。
ブローでなら 4.7 でもプレーニングする。
一本でてそれは体感したが、あまりのガスティぶりに沈。曇ってきていることもあってスプリングでは寒い――あわてて駐車場に戻ってドライに着替える。その間に風は最初と同じクロスオンに戻っていた。南の風。風はそれなりにあがってきてはいたが、4.7 はきつい。でもまた、あがるんじゃないか、と期待もあってそのまま、乗る。このとき、せめて 5.7 にかえていれば、ずいぶんとのちの展開はかわっていたのだが。
いずれにしても今日の風はかなり、へそ曲がりらしく、風がたりないと思ってセイルチェンジしようかな、と思うと沖合いの方からブローがはいりはじめる。それであせって出艇するのだが、すぐに風は落ちてしまう。ガスティというよりも風がかなり息をしていてジャストのセイルがころころ変る。それにあわせるように、波のサイズもあがったりさがったり。
プレーニングせずにポートで西側へつっこんでいっているときだ。
「すいませ〜ん」と前方からきている女性セイラーにいわれた。
上下に二艇分ははなれているので、ずいぶん慎重な人だな、と思っていたらまた、ひと声――さっきと同じ音なのに今度はちがう言葉に聞こえた。
「山田さ〜ん」
あれ?
ふりかえると、さらに彼女はいった。
「K村で〜す」
おおっ、ひさしぶり、と思ったが、それから二度とすれちがうことはなかった。
ぼくが気づかなかっただけかもしれないが。
何度目かに風が上がったとき、かなりの強風になる。
風向きはふれ、西風になる――ほとんど真オンだ。いきなりフォワードループする人間があらわれるぐらいの風だ。やったっ。待ったかいがあった。4.7 のセイルをかえなくてよかった――二往復した。すぐに風は落ちた。あれ〜っ。西側の浜でそれにはまってしまった。風向きはふたたびクロスオンに戻り、いきなり戻れない状態になってしまう。
今日は何だ。
何の日だ。そんな気分になりつつ、しばらく粘ったのち、あがる。
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Takehiro Yamada