
がつん
2001 年 02 月 11 日
御前崎菊川河口
晴れ
Sail:NR 4.7(NEIL PRYDE) Board:WAVE265(MISTRAL)
完全に出遅れてしまった。
昨日一日のウィンドで――といっても正味二時間ぐらいだったと思うけれども――疲れ切ってしまっていたらしい。すっかり朝寝坊してしまった。
だれもいない日の出荘からぼくとSさんは起き出し、菊川へ向かう。
菊川に到着したときには正午をすっかり回ってしまっていた。
しかも駐車場からは車があふれ、路上駐車の車がずらりと並んでいる。その末尾にぼくたちは車をつけた。いやはやすごい人数だ。三連休の中日だけのことはある。
海では風は吹いていたが、そんなにあるふうには見えなかった――ぼくたちは 4.7 をセレクト。後半あんなにゲロ吹くとわかっていたら絶対、ミニマム・セイルだったのが。他のセイラーのセイルサイズもまちまちだった。4.2 がいるかと思うと、5.0 を張っている人もいる。
波はない。昨日よりもない。膝くるぶし、という感じ。なーんかウェイブしづらそうな波に見える。こういうのをトロいというのだろうか。
風向きは弱干、オフぎみ。
海にでてみて身体に疲労が残っていることに気づく。
筋肉疲労だよ〜、といいながらアウトへ。
インに戻ってくるときに昨日のようにバックサイドで波にのせようとするが、ぜーんぜんダメ。シンクロしない――だいたいオフぎみのコンディションでバックサイドにふろうとするのが、まちがいだったようだ。波と波との間の平水面で板を動かしているだけ。
それにやたらと人がいる。インにくると、アウトにでようとする人間とミートするため、自由なラインがとれない――ってそんなに自由に動けるわけじゃないけど、それがさらに制限されてしまう。
なんでこんなに人がいるんだ。
さすが三連休の中日である。
そうこうしているうちにブローがきつくなってきた。時間もないのでそのまま、4.7 で乗りつづける。風もけっこう上がったり下がったりしていてセイルを小さくすると裏目になりそうな感じ。
昨日にひきつづき、ジャイブがうまくいかない。
アウトはまぁしかたないか。風がきつすぎてジャイブどころじゃない。
インでだめなのはなんでだ?
この間はできたじゃないか。風もオーバーじゃないのに――どうやらオフぎみのときのインサイドは風がうまくはいってこないらしい。オンぎみだときちんとはいっていたようなのに。それで昨日はけっこう乗れたのか。
どうも回そうという意識が強すぎるようだ。
海面にロッカーを合わせるんだ、と自分にいいきかせてようやく一本だけきれいに回る。でもセイルの返しで失敗。くそっ。
ついに風がゲロオーバーになってしまう。
なにしろビーチスタートのとき、油断するとボトムに風がはいってボードが舞い上げられてしまうのだ。乗るのは乗れる。でもそれだけ。ジャンプなんて恐くてできやしない。アウトから戻ってくるときは、ほとんどセイルから風を逃がして乗る。リーチが破れてしまうのではないか、と思えるほどバタつく。おかげで全然、上り角度がとれない。
三時半、ついに降参。
まいりました。わたしがわるーございました。いい気になってました。
御前崎にがつんとやられてしまったぼくたちは帰りの高速の渋滞にもがつんとやられてしまったのだった。
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Takehiro Yamada